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学びに変化をもたらす要因となる機能 There is a function that becomes a factor in modifying the learning process.

評価規準

評価規準

 「評価規準」とは「到達目標」のことです。日本の公立学校では「目標に準拠した評価」を観点別に設定するよう「指導」されます。あらかじめ「生徒に到達目標を明らかにしておき,どこまで到達できたかを評価しなさい」・・・というものです。なお,評価する際に,どこまで到達できたか,その目安という意味の「評価基準」を設けます。どちらも「ひょうかきじゅん」と読みますが,意味は異なりますので,言葉を区別するために,規準を「のりじゅん」,基準を「もとじゅん」と読んで区別することがあります。

 学力は力です。学力とは「学びに変化をもたらす要因となる機能」であるとする学力観においては,文科省の提示する3観点の到達目標(評価規準)を次のように考えます。

 なお,学力を知識や技能だとする学力観は,3観点の一つ「知識・理解及び技能」にしか対応しないものですから,「関心・意欲・態度」ならびに「思考・判断・表現」の観点の評価規準を考えることはできません。この点から「学力は知識や技能」だとする学力観の限界が見えてきます。

  • 関心・意欲・態度評価規準(達成目標)
     ・学びの構えをとることができる。
     (注意機能メタ認知機能を働かせる意志を明確に持つことができる)
     ・学習内容に意識を焦点化し集中することができる。
     (注意機能を発揮できる)。
     ・自身の注意機能の状態をモニターし,必要に応じて注意を配分し維持
      することができる。
     (注意機能のメタ認知)
  • 思考・判断・表現評価規準(達成目標)
     ・現実に無いものを言葉やイメージに置き換えることができる。
     ・文脈における「提案・提議・申し出・計画・命題」といった要素を
      「思考のゴール」として意識する(見定める)ことができる。
     ・言語やイメージを使い,実物を離れ,頭の中でいろいろ思い描いたり
      筋道を立てたり,分類したり,関係を操作できる。
  • 知識・理解及び技能評価規準(達成目標)
     ・知識と技能を「正しく知る」ために「情報の欠落」に気づくことができる。
     ・文脈の曖昧さを明確に指摘することができる。
      「いろいろな受け取り方ができる文脈」に気づくことができる。
     ・「不明瞭な根拠」に気づくことができる。
      裏付けの不明瞭さを明確に指摘することできる。
     ・与えられた知識や技能を「学習方略」を用いて獲得する(覚え,思い出す)
      ことができる。


    

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