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学びに変化をもたらす要因となる機能 There is a function that becomes a factor in modifying the learning process.

知識・理解及び技能

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知識・理解及び技能

 文科省は「知識・理解及び技能」を学力要素の一つに挙げています。

「児童生徒の学習評価の在り方について(報告)」には,次のような記述があります。

     「知識・理解」は,各教科において習得すべき知識や重要な概念等を児童
    生徒が理解しているかどうかを評価するものである。「技能」は,各教科に
    おいて習得すべき技能を児童生徒が身に付けているかどうかを評価するもの
    である。算数・数学において,式やグラフに表すことや,理科において,観
    察・実験の過程や結果を的確に記録し,整理すること等については「技能」
    において評価する。

 「与えられた知識技能理解し,覚えられるか」を評価しようというものです。

   知識・理解及び技能の辞書的な意味を次に記します。

     「知識」は「ある物事について知っていることがら」
     「技能」は「あることを行うための技術的なうでまえ」
     「理解」は「正しく知ること」

「知識」は,宣言的知識と手続き的知識に大別されます。「~は~である」とか「~ならば~である」といった言葉で説明できる知識が宣言的知識です。手続き的知識は,行為に関する知識であり,九九や自転車の乗り方など,たとえ言葉で説明することはできて,その説明を受けたとしても,直ちに実行できない知識です。「技能」は,この手続き的知識として捉えることができます。教え込むことで身につけさせることができる知識です。
 
 ちなみに「技」は「ある目的を果たすための手段・手法」のことです。そして「技を体系的にまとめたもの」が「術」です。したがって,「技術」は体系的に説明ができ,その通り実行すれば,目的は達成されるものですから宣言的知識として捉えることができます。
 
「正しく知る」ためには「必要な情報の欠落」に気づくことが必要です。「必要な情報」というのは,自分が知らない情報ですから,自身の持つ情報をメタ認知する必要があります。メタ認知機能を働かせることで「必要な情報の欠落」に気づくわけです。また,いろいろな受け取り方ができる表現の「曖昧さ」に気づくことも「正しく知る」ために必要です。さらに「不明瞭な根拠(裏付け)」に気づくことも「正しく知る」ためには必要です。正しく知る,つまり「理解」するためには,自身に欠落した情報を認識する(メタ認知機能を働かせる)ことと,表現のいろいろな受け取りの可能性や根拠に意識を焦点化し集中する(注意機能を働かせる)ことが必要だと言うことです。さらに理解した事柄を「学習方略」(覚えるための意識的な工夫)によって覚えることも必要です。

知識・理解及び技能」における達成目標(評価規準)は次のように整理することができます。

  • 知識と技能を「正しく知る」ために
        文脈における「欠落した情報・要素」を明確にすることができる。
       「いろいろな受け取り方ができる文脈」に気づくことができる。
         (文脈の曖昧さを明確にすることができる。)
       「不明瞭な根拠」に気づくことができる。
         (裏付けの不明瞭さを明確にすることできる。)
  • 与えられた知識や技能を「学習方略」を用いて獲得する(覚える)ことができる。

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