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学びに変化をもたらす要因となる機能 There is a function that becomes a factor in modifying the learning process.

思考・判断・表現

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思考・判断・表現

 思考は,ある「ゴール(結論)」に向かって「思い」を巡らせ,拡散した「思い」を「ゴール(結論)」に向けて収束させていく活動です。
 
 要するに思いの拡散と収束をゴール(結論)を目指して繰り返す活動が思考です。なお,ここでいう「ゴール」に相当するのが「判断」「表現」「推理」などの一定の「結論」です。判断・表現は,ともに思考の下位概念だというわけです。
 
 そして,思考における「思い」の拡散と収束を意識し,コントロールすることが,思考する際の技術です。ここでメタ認知機能が重要な働きをすることになります。
 
 また,思考の際に用いられるのは,言葉やイメージです。言葉やイメージは「現実に無いもの」を頭の中で置き換えたものです。「ある物事を他のもので表現する機能」を象徴機能といいます。この機能がうまく働くと言語やイメージを使うことで,実物を離れ,頭の中でいろいろ思い描いたり,筋道を立てたり,分類したり,関係を操作できるようになります。つまり,思考が活発になり,概念化を進めることができるわけです。象徴機能は思考にとってとても重要です。
 
 さらに,思考の際には「結論(ゴール)」を意識するとともに,言葉やイメージの操作にも意識を焦点化させなければなりません。つまり「注意」の維持や持続,そして配分が要求されます。このような注意機能は思考には不可欠です。

 文科省は「思考・判断・表現」を学力要素の一つに挙げています。そして「児童生徒の学習評価の在り方について(報告)」では,評価に関して次のように述べられてます。

     それぞれの教科の知識・技能を活用して課題を解決すること等のために
    必要な思考力・判断力・表現力等を児童生徒が身に付けているかどうかを
    評価するものである。それぞれの教科の知識・技能を活用する,論述,発
    表や討論,観察・実験とレポートの作成といった学習活動を評価するもの
    である。「思考・判断・表現」の評価は,問題を一定の制限時間内に解決
    し,記述できるかどうかのみを評価するものではないことに留意し,様々
    な評価方法を採り入れることが重要である。

思考・判断・表現」における達成目標(評価規準)は次のように整理することができます。

  • 現実に無いものを言葉やイメージに置き換えることができる。
  • 文脈における「提案・提議・申し出・計画・命題」の要素を「思考の結論(ゴール)」として意識することができる。
  • 言語やイメージを使い,実物を離れ,頭の中でいろいろ思い描いたり,筋道を立てたり,分類したり,関係を操作できる。

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